現役工場作業員がマキタ空調服(FJ312DZ)を正直レビュー  

こんにちはタマモです。

毎年、夏の猛暑で仕事が捗らずに歯痒い思いをされている方が多いと思います。筆者もその1人です。工場内で金属を扱う仕事をしているので、室内に熱がこもり40℃を超える日もありました。今までは、扇風機やスポットクーラーで何とか凌いできましたが、一定の場所での作業があまり無く限界を感じたので、今回空調服を新たに導入することにしました。

工場作業歴15年の筆者が正直レビューしますので、参考にしていただければ幸いです。

この記事でわかる事

  • 空調服(FJ312DZ)・ファンユニット(A-72132)・バッテリー(BL1055B)のセットアップ方法
  • おすすめポイント
  • 使用した感想
  • イマイチな点

空調服(FJ312DZ)
ファンユニット(A-72132)
バッテリー(BL1055B)セットアップ方法

①ジャケット内側にあるファスナーを開けます。

②ファンユニットの固定用リングを矢印の方向に回して外します。

③ジャケット外側からファンユニットを穴に入れ込みます。(左右2箇所)

④①で開けたファスナー内部から先ほど外したファンユニット固定用リングを矢印の方向に回して、本体を固定します。(左右2箇所)

 

ファンユニット本体に2本線の印があるので、▲と合うまで閉めます。

⑤ジャケット側にファンユニット固定用ベルトがあるので、ファンユニット本体を回してベルト通しと位置を合わせてからベルトを通してボタンで固定します。(左右2箇所)

⑥ファンユニットと電源ケーブルを接続します。

電源ケーブルは2種類あって黄色がファン側黒がバッテリー側となっています。

ファン側のケーブルの長さは左右非対称になっているので、接続場所によって最終的なバッテリの操作位置が変わってきます。

今回はバッテリーが右側に来るように接続します。

ファンユニットに電源アダプター(ファンユニット用)を差し込みます。

ケーブルの通し方(バッテリーをポケット外で操作する場合)

①ジャケット内側にスリットが左右2箇所あるので、画像左側のスリットの裏側からケーブルを通します。

②ケーブル用面ファスナーでケーブルを固定します。

③ジャケットのファスナーを閉めて、電源アダプター(バッテリー用)をバッテリーに接続します。

ケーブルの通し方(バッテリーをポケット内で操作する場合)

①矢印のあたりにポケットに直接通じるスリットがあります。

今回は右側のポケットにケーブルを通します。(画像左側)

内部にてスリット(ポケット用赤色)の位置を確認しケーブルを通します。

ケーブルをポケットから引き出します。

④アダプターをバッテリーに接続して完了です。

このケーブルの通し方は今回紹介した薄型バッテリー「A-72126」に適しています。

操作方法

①スイッチを長押しするとモード4(強)で電源が入ります。

➡︎

②スイッチを押す度にモードが切り替わります。

③電源が入っている状態でスイッチを長押しすると電源がOFFになります。

薄型バッテリー(BL1055B)とその他マキタ純正バッテリーとの比較

マキタの空調服は専用バッテリーが無くても普段電動工具で使っているバッテリーに別売のバッテリホルダを取り付ける事によって使うことができます。

筆者の調べでは空調服に使えるバッテリーはなんと全部で10種類!

数が多いのであれこれ迷ってしまう方もいると思いますので、簡単に比較しました。

是非参考にしてみて下さい。

夏の炎天下ですと、最大風量(モード4)かつ長時間使用することが想定されるので、連続使用時間が長い上位3点をピックアップしました。

1位 18V   6.0Ah BL1860B

2位 14.4V   6.0Ah BL1460B

3位 薄型   16.75Ah BL1055B

もう少し分かりやすくグラフにしましたので、見てみましょう。

ピックアップした上位3点が抜きに出ている事がお分かりいただけると思います。その中でも一番容量が多いBL1860Bはモード4での使用時間が10時間と圧倒的です。2位のBL1460Bは8時間ですので、作業時間を1日8時間で考えると途中で充電しなくても済そうです。

3位の薄型バッテリーBL1055Bは6時間ですので、1回の充電で済むと思います。連続使用時間に関しては以上の結果でしたが、バッテリーの重量はどうでしょうか?今度は重量にフォーカスして見てみたいと思います。

バッテリーの重量

上記を見てわかる通り、薄型バッテリー(BL1055B)367gが一番軽く、それに比べて18V(BL1860B)が倍近くの699gとなっています。

その中間に位置するのが14.4V(BL1460B)567gという結果でした。

以上の結果を踏まえて、どのバッテリーがオススメかと言われると・・・・・

薄型バッテリー(BL1055B)です!

理由は、

  • 重量が軽い
  • 軽い割には使用できる時間が長い
  • 暖房ベスト、ジャケットでも使用可能
  • モバイルバッテリーとしても使用可能

以上の4点が挙げられます。

それはそうですよね!空調服専用に設計されてますから。
薄型バッテリー(BL1055B)が一番良いに決まってます。

ただ問題点も3つあります。

  • マキタの工具用としては使えないので、バッテリーの種類が増えてしまう事
  • お金もそれなりに掛かってしまう事
  • 急速充電に対応していないので充電に時間が掛かってしまう事(AC電源約5.5時間)

以上の点が気にならない方でしたら、薄型バッテリー(BL1055B)をオススメしたいと思います。

おすすめポイント

シーンによって切り替えられる2WAY使用(長袖、ベスト)

ファスナー仕様で、取付け・取り外しも簡単に出来ます。

綿100%で優れた耐水性と吸水性と耐熱性

コットン(綿)の特徴は通気性と吸水性に優れていて、汗をしっかりと吸収し、素早く発散します。

また、水に強く耐水性にも優れているうえに耐熱性も兼ね備えているので、水でのお手入れもしやすく、アイロンをかけても縮みにくいという特徴も持っている万能な素材です。

肌触りも柔らかく、長時間着用してもストレスを感じないので非常におすすめです。

マキタ独自の内圧式インナー(エアーサーキュレーション)

取り込んだ風が表生地と裏生地の間を通るので、どんな姿勢をとってもジャケット全体に風が行き渡ります。

また、通気性をコントロールするために吹き出し口が7箇所あり、蒸れやすい脇に2箇所ずつと首元に3箇所配置されています。

首や脇を冷やすことによって体感温度が下がるので、理想的な位置に吹き出し口がついていると言えます。

ちなみに、着用せずにファンを回しても内圧式なので膨らみます。

ファンは薄くてコンパクト、カバーを取り外して清掃も可能

長く使用していると塵や埃がファンに付着してくると思います。

でも、そんな時でも安心!

ファンユニットのカバーは取り外して清掃することが出来る構造になっています。

ただ、本体からファンは取り外せないので、ファンの丸洗いは出来ません。

使用した感想

ジャケット(FJ312DZ)

まずジャケット(FJ312DZ)に関してですが、本体が100%綿ですので、肌触りもよく使い心地も柔らかいので満足しています。

それと、2WEY(長袖とベスト)で使用する事ができるので、仕事内容や環境に応じて使い分け出来て非常に利便性を感じました。

吹き出し口も絶妙な位置に配置されているので、顔や脇に心地よい風が入ってきて、まるで扇風機が近くにあるかの様な感覚で作業が出来るので、非常に助かります。

ファンユニット(A-72132)

続いてファンユニット(A-72132)についてです。まず思った点を挙げると送風が思いのほかパワフルだった事ですね。その代わり音は結構大きいです。作業中だったらあまり気になりませんが、普段使いする場合は不快に感じるかもしれません。

「後は・・・そうそう!」マキタ独自の防滴防塵機構APT(ADVANCED PROTECTION TECHNOLOGYの略です。)を採用しているところですね。過酷な現場での作業でも安心して使う事ができます。

だだし完全防水では無いので、注意が必要です。
薄型バッテリー(A-72126)

最後は薄型バッテリー(A-72126)です。差し込み式バッテリーを除いて重量が一番軽く、サイズもコンパクト、加えてモバイルバッテリーとしても使う事ができるので、使い勝手の良いバッテリーです。操作も簡単で誰にでも使える手軽さも魅力です。バッテリーに定評のあるマキタですので、安心して長く使えます。

イマイチだと思った点

他の空調服に比べて導入コストは高め

フルセットで楽天で購入する場合、ポイントを加味しても20,000円〜25,000円ぐらいは掛かってしまいます。他の空調服だと、10,000円を切る物もあるので、あまりお金をかけたくない方には不向きな商品となっています。

ファンユニットからファンは取り外せないので、ファンの丸洗いは不可

初めはファンを取り外して清掃できる物だど思っていました。ですが、蓋を開けてみたら「なんだこれ、ファン外れないじゃん!掃除しずら(怒)」って思いました。

恐らく、防滴防塵の関係でそうなってしまったのかも知れません。

一応カバーは外せるので、清掃は出来ます。

まとめ

今回は、空調服(FJ312DZ)・ファンユニット(A-72132)・バッテリー(BL1055B)の3点セットについて記事を書きましたが、如何だったでしょうか?

①空調服3点セットのセットアップと操作方法の説明

②空調服に使用可能なバッテリーの比較

③おすすめポイント

  • 2WAY仕様(長袖、ベスト)
  • 綿100%で着心地
  • マキタ独自の内圧式インナー(エアーサーキュレーション)
  • ファンは清掃可能

④イマイチな点

  • 導入コストは高め
  • ファンは取り外し不可

の順番で説明してきました。

商品自体弱点が少なく、完成度の高い出来になっています。この商品を使ってみて、あらためてマキタの技術力に感心させられました。値段さえ気にならなければ間違いなく買いです!

分かりにくに部分があったと思いますが、この記事を購入の参考にしてもらえたら嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうございます。

また次の記事でお会いしましょう。ではまた

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